無添加住宅原点視察旅行
11月におととしに続いて2回目の無添加住宅原点視察旅行へ参加してまいりました。
前回はフランスがメインだったのですが、今回はポルトガルとスペインがメインとなります。
初日は移動で終わり、現地での初日がスタートしました。
写真はランチをいただいた、めちゃくちゃ眺めの良いレストランです。
その後、炭化コルク工場へ向かいました。
こちらがコルクの木です。
こちらの皮は9年待つと再生します。
とってもエコロジーな建築材料ですよね。
原材料のコルクがたくさん野積みになっていました。(笑)
製造工程を見学させていただきました。
上の写真はまさに出来立てほやほやの炭化コルクです。
蒸し焼きにすることでみずからの樹液で固まり、接着剤は使われておりません。
これを必要な厚さでカットしていきます。
糸鋸の親分みたいな刃でカットしていました。(笑)
コルク会社の社長さんが「炭化コルクは燃えません」(もちろん日本語ではない)とアピール!
燃やしている炭化コルクの上にはご自分の携帯やらカードやら財布やらを置いてました。(笑)
敷地の中には炭化コルクで造られた小屋があったり・・・。
炭化コルクで造られた椅子やその他オモシログッズ(試作品)があったりとなかなか日本では見られないものが見れました。
炭化コルクが素晴らしいことは断熱性もさることながら、防音性や調湿性、防虫性も兼ね備えているところです。
高価なのが難点ですが、無添加住宅では外壁の下地材も兼ねる工法により、高額にならないように配慮された使い方をしております。
古くは冷蔵庫の断熱材に使われたり、現代でもスペースシャトルの断熱材に使われているそうです。
菅原