床材選び③「アカシア柿渋」
こんにちは!
岩手県南(奥州市・一関市・北上市・花巻市・遠野市・金ケ崎町・平泉町)を中心に
メンテナンスフリーの身体に良い自然素材で
家づくりをしている(株)NATURAL SENSEです。
ブログにお越しいただき、ありがとうございます。
今日は、床材選び3回目
アカシア柿渋材についてご紹介いたします。
アカシア柿渋塗装の床は
このように深みのある色あいが魅力です。
アカシアは、マメ科の熱帯広葉樹。
材質は、硬くしなやかで衝撃にも強いという特長があります。
昔から、上質な家具材や紙の原料まで
幅広く活躍しています。
古代エジプトのファラオの椅子や
アメリカ西部開拓時代の駅馬車の車輪や車軸
造船用の木釘などにも使われました。
アカシアは、屋外でも腐りにくい特性があります。
(株)NATURAL SENSEで使うアカシア材は
そこに、さらに柿渋を塗装しています。
柿渋は青い柿渋から作る100%天然の自然塗料です。
柿渋は、防水・防腐性に優れていて
昔から、漁網や和傘、染色用の型紙、醸造用絞り袋などに
利用されてきました。
また、高い抗菌作用があり、木材の腐食を防ぐことから
法隆寺や薬師寺などの伝統ある木材建築に塗られていたことも
あります。
柿渋は、シックハウス症候群の原因である
ホルムアルデヒドを吸着・中和する効果もあります。
その柿渋塗料を
木目のはっきりした、ワイルドなアカシア材に塗ることで
時間の経過とともに味わい深い色合いに変化していく
独特のヴィンテージ感を楽しめます。
アカシア柿渋の床材を実際に
見ることができるのはこちらです。
床材は、実際に張られているお部屋に
入っていただくのが一番です。
床の硬さや色合い
インテリアとの相性やバランスを
ご体感いただけます。
そのほかの床材に関するブログはこちらから!