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スタッフのつぶやき

2026/09/26

漆喰に汚れがついたらどうしたらいい?

漆喰に汚れがついたらどうしたらいい? 画像

こんにちは!

岩手県南(一関市・北上市・花巻市・遠野市・金ケ崎町・平泉町)を中心に、メンテナンスフリーで身体にやさしい自然素材の家づくりをしている、株式会社NATURAL SENSE(ナチュラルセンス)の藤原です。💠

真っ白で美しいしっくいの壁。だからこそ「もし汚れがついてしまったら、どうしよう…」と心配される方も多いのではないでしょうか。実際にお客様からも、このご質問をいただくことがよくあります。

でもご安心ください。しっくいは、汚れがついてしまってもきちんとリカバリーできる素材です。ここでは、汚れの範囲に応じた2つの対処法をご紹介します。

局所的な汚れなら、サンドペーパーで簡単に

お子さんの手あかや、ちょっとしたキズ、飛び跳ねた汚れなど、壁の一部分にだけ汚れがついてしまった――そんな場合は、とてもシンプルな方法で対応できます。

汚れが気になる部分を、サンドペーパーで軽くこするだけ。それだけで、驚くほどきれいに汚れが落ちていきます。

しっくいは表面から少しずつ層になっているような素材なので、汚れてしまった表層をほんの少し削り取ってあげるだけで、その下から新しい面が現れてくれるんですね。これは、ビニールクロスなど表面に汚れが染み込んでしまうタイプの壁材にはない、しっくいならではのうれしい特徴だと言えます。

力を入れすぎる必要はありません。目の細かいサンドペーパーで、汚れの部分を優しくなでるようにこすってあげれば十分です。作業自体も特別な道具や技術を必要としないので、ご自身でも気軽に試していただけるメンテナンス方法です。

壁全体が気になるときは、まるでペンキを塗り直すように

一方で、「一部分だけでなく、壁全体がなんとなくくすんできた」「経年で全体的に汚れが目立つようになった」という場合には、サンドペーパーで一つひとつ対応するのは現実的ではありません。

そんなときは、しっくいの粉と水を混ぜてペースト状にしたものを、ローラーを使って壁全体に塗り重ねていく方法がおすすめです。イメージとしては、ちょうどペンキを塗り直す作業ととてもよく似ています。

この方法のいいところは、単に汚れを隠すのではなく、壁の表面そのものを新しく生まれ変わらせられるという点です。新しいしっくいの層が重なることで、汚れがリセットされるのはもちろん、しっくい本来の調湿効果や、以前のブログでもお伝えした保護膜としての機能も、あらためてしっかりと発揮されるようになります。

しかもこの上塗りは、下地からすべてやり直す大掛かりなリフォームとは違い、既存のしっくい壁の上から重ねていく作業です。そのため、工期や費用の面でも比較的取り組みやすいメンテナンス方法だと言えるでしょう。ローラーを使う作業自体は、DIYで挑戦される方もいらっしゃいますが、仕上がりの美しさや壁の状態を均一に整えることを考えると、経験のある職人さんにお願いするのが安心です。

汚れても「終わり」ではない、しっくいの心強さ

こうして見てみると、しっくいという素材は「汚れたら終わり」ではなく、「汚れても直せる」という、とても心強い性質を持っていることがお分かりいただけるかと思います。

局所的な汚れなら手軽にサンドペーパーで。壁全体の印象をリフレッシュしたいときには、しっくいを上塗りするリフォームで。汚れの程度や範囲に応じて対処法を選べるというのは、長く住まう住まいの壁材として、とても理にかなった特性ではないでしょうか。

日々の暮らしの中でついてしまう小さな汚れも、年月を経て気になってくる壁全体の風合いの変化も、しっくいならしっかりと向き合って、また美しい状態へと戻してあげることができます。「汚れが心配で真っ白な壁を選べない」という方にこそ、こうしたメンテナンスのしやすさをぜひ知っていただきたいなと思います。

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