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スタッフのつぶやき

2026/11/05

石で屋根を葺くと、どんなメリットがあるの?

石で屋根を葺くと、どんなメリットがあるの? 画像

こんにちは

岩手県南(一関市・北上市・花巻市・遠野市・金ケ崎町・平泉町)を中心に、メンテナンスフリーで身体にやさしい自然素材の家づくりをしている、株式会社NATURAL SENSE(ナチュラルセンス)の藤原です。💠

「そもそも石で屋根を葺くと、どんな良いことがあるの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。今回は、石葺き屋根ならではのメリットについて、じっくりとご紹介したいと思います。

屋根裏部屋が、暑くならない

まず、実際にお住まいいただく中でとても実感していただきやすいのが、「屋根裏部屋が暑くない」という点です。

当社独自の工法により、屋根部にこもる熱を自然の風力を利用して強制的に換気することで、従来の屋根以上の涼しさを実現しています。

実際に測定してみたところ、無風状態では従来の屋根との差はほとんど見られませんでした。ところが、約2.5m/secほどの風がある状態では、屋根表面の温度そのものに大きな差が確認されたのです。つまり、風という自然の力をうまく味方につけることで、真夏の屋根裏のこもった暑さを、効果的に和らげてくれるというわけですね。エアコンに頼りきらずに過ごせる時間が増えるというのは、住み心地にも家計にも、うれしいポイントではないでしょうか。

ここからは、その他の特徴を5つに分けてご紹介します。

1. メンテナンスフリーで、余計な出費がかからない

一般的な屋根材の場合、足場を組んで定期的に塗り直しをする、というメンテナンスが欠かせません。ところが石葺き屋根であれば、そうした定期的な塗り直しの必要がありません。

足場代や塗装費用は、決して小さな金額ではありませんから、長い目で見たときにメンテナンスにかかるお金をしっかりと節約できる、というのは大きな安心材料になります。

2. 重厚な美観が、いつまでも変わらない

石が持つ、あの重厚感のある美しい佇まい。実は東京駅の屋根にも、石が使われているのをご存知でしょうか。

石は経年劣化することなく、いつまでも変わらない景色を保ち続けてくれます。ヨーロッパには、築後数百年が経過してもなお、美しく魅力的な景観を保ち続けている石葺きの家がたくさん現存しています。年月を重ねるほどに味わいが増していく、そんな屋根と一緒に暮らせるのは、石ならではの贅沢だと言えそうです。

3. 不要になっても、リサイクルできる

石屋根のもうひとつの魅力は、リサイクルが可能だという点です。屋根を取り外すことになった際にも、新たに屋根材を買い直す必要がありません。

不要になった石屋根があれば、その石を細かく砕いて敷き詰めるなど、別の形で活用することもできます。使い捨てにならず、資源として循環させていける。これからの時代にふさわしい、環境にもやさしい選択肢のひとつです。

4. 生産の段階から、環境にやさしい

石という素材は、生産する段階で、すでに「石」として完成されています。石油から作られる屋根材や、鉄から作られる屋根材など、世の中にはさまざまな屋根製品がありますが、それらと比べても、生産時に排出されるCO2を大きく削減できるという特徴があります。住まいそのものだけでなく、地球環境にとってもやさしい選択だと言えるのではないでしょうか。

5. 石なのに、軽い

「石」と聞くと、重量が気になる方もいらっしゃるかもしれません。ですが実は、この石葺き屋根、思っている以上に軽いんです。

広い面積の石を、独自の引っ掛け工法で葺いていくことで、重ねしろを最小限に抑えることができます。その結果、現在広く普及している平瓦と比べて、なんと約30%も軽く屋根を仕上げることが可能になっています。

屋根が軽いということは、それだけ建物の重心が低く安定するということ。地震の際の揺れに対しても、構造躯体への負担を軽減することができ、住まい全体の耐震性という観点からも大きなメリットにつながります。

見た目の美しさだけじゃない、石葺き屋根の実力

涼しさ、メンテナンスの手軽さ、変わらない美観、リサイクル性、環境負荷の低さ、そして意外な軽さ――こうして並べてみると、石葺き屋根には見た目の美しさだけにとどまらない、たくさんの実用的なメリットが詰まっていることがお分かりいただけるかと思います。

「憧れはあるけれど、実際のところどうなんだろう」と迷っていらっしゃる方にこそ、ぜひこうした石葺き屋根ならではの魅力を知っていただけたら嬉しく思います。

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